こんにちは、

男性サバイバーのための

カウンセリングオフィスPomuの山口です。

 

 

この間も書いたのですが、

私の娘の話。

 

なぜ娘がパパの

おっぱいを求めたのか？（笑）

 

 

これはある暑い夏の話である。

 

私は５歳の娘を自転車に乗せて

保育園から帰ってきた。

 

ときどきあるのだが、

むすめは、すねていた。

 

というか怒っていた！

 

何を話しても

「それは違う！」

「そんなことはない！」

 

 

の一点張り。

 

私は心の中で、

またいつものが始まった、

ふう、、、

 

ここだけの話にしてほしいのですが、

うちの娘は里子。

 

４歳の時にうちにきてから１年が経つ。

 

生みのおかあさんとは

生後４か月のころに別れている。

 

そのあと施設で育つ。

 

 

この背景をちょっと分って

頂いての今日の話。

 

ということもあり、

怒りのエネルギーが

皆さんの想像以上に結構こたえる。

 

見かけはかわいいが、

常に怒ってる感じ。

 

結構よくはなりましたが、、、

 

 

話に戻ります。

 

娘があまりにもしつこかったので、

 

パパ１年生の私は、

イラッとしながら、

 

「何がそんなにむかつくの！」

「何をそんなに怒ってるの！」

 

今回の私はしつこかった。

 

 

しかし、幸運にも

その時私はいつもセラピーをやっている

自宅のソファーにたまたま座っていた。

 

条件づけとはこのことで、

かなり地に足がついていて、

イライラしながらもいい感じで

マインドフルネスの状態だった。

 

私は繰り返した。

 

「怒ってるんやね！」

「怒ってるんやね！」

 

 

私がちょっと突っ込んでからは

娘は足をバタバタとあばれている。

 

しばらく暴れさせてから

私は「赤ちゃんのころお母さんがいなくなって

怒ってるの？」

 

娘はうなずく。

 

そして泣き出した、、、

 

あとはそれに寄り添っただけ。

 

「パパとママはずっとあなたと

いっしょだよ」私は何度も言った。

 

娘が近寄ってきた。

 

 

本当は私からハグしに

行くべきなのに。

 

娘の求める力は素晴らしい。

 

そして何度もハグした。

しつこいくらい。

 

もういい、と娘が言っても、

私は笑いながら、

 

「えっ、まださみしい」と言って

何度もハグした。

 

 

いやといいながら

嬉しそうだった。

 

その後、娘はすっきりした顔で

冒頭の「パパのおっぱいどこ～（笑）」

 

Tシャツの中をのぞきこまれて

娘は笑いながら「あった～！」

 

私は「パパはおっぱいはあげられない

からハグね～」

 

娘との愛着が１段深まった

瞬間だと後からわかった。

 

うちに来てから１年がたつのか、、、

 

おっぱいを求める意味は、、、

 

 

彼女の大切な

愛着対象となりつつあるのでしょうか？

 

言うまでもなく

しばらく娘は赤ちゃんになっていた、、、

 

私「そろそろ５歳にもどってよ～」

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

では次回まで

あなたの心とからだを

お大事に。

 

 

トラウマセラピストの

山口修喜でした。

 

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